第四次産業革命により、ロボット工学、AI、IoT、仮想現実などの技術の複合によって、新しい世界が構築されつつあります。
例えば製造業では、変種変量生産のためにフレキシブルに生産計画が変化し、産業ロボットや作業者の配置が変動し、搬送ロボットが部品や加工対象物を自律動作でタイムリーに運ぶ、といった運用が可能になります。
しかし、この場合の運用シナリオは無数のパターンが存在するため、安全性の担保が重要課題となっています。公道での自動運転車や配送ロボットでは、さらに安全性の担保は難解です。国内外には無数の道路があり、人・自転車・バイク・バス・他車両など周辺の動体もさまざまで、さらに天候など環境も変化します。
このようなシステムは、AIの追加学習などによって繰り返し性能が改善されるでしょう。さらに、10年、20年先を見据えると、人の価値観や行動パターン、法規や運用ルール、周辺環境などにおいて、さまざまな変化が生じているでしょう。例えばスマートホームでは、住宅内の連携可能な機器が増加し、新たなサービスも生まれてくるでしょう。
私たちHMCESプロジェクトでは、このような将来のあらゆる変化を当然のことと捉えて、人と機械(AIを搭載した機器・システム)が信頼関係をもって共に進化(Co-evolution)し、安心して活動できる環境を提供したいと考えております。共進化技術やサービスの高度化は、高齢化による介護需要ひっ迫、少子化による労働力不足などの日本が抱える問題解決にも貢献します。HMCESプロジェクトでは、人と機械が安全に効率的に共進化していくための近未来の基盤技術を研究開発してまいります。
株式会社イマジナリー | 総括研究代表、HMCESガイドライン開発担当 |
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国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学 | 副総括研究代表、HMCESガイドライン開発担当 |
株式会社ヴィッツ | HMCESプラットフォーム開発担当 |
株式会社ALBERT | HMCESプラットフォーム開発担当、応用アプリケーション開発担当 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 | HMCESガイドライン開発担当 |
株式会社アトリエ | HMCESガイドライン開発担当 |
合同会社Gomes Company | HMCESガイドライン開発担当、HMCESプラットフォーム開発担当 |
SEAMS Project | 自律的自動運転の実現を支える人工知能搭載システムの安全性立証技術の研究開発 |
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